続く余震 国道崩れ/宮城・丸森町 台風被災者仮設で断水 - しんぶん赤旗

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2022年3月19日(土)

宮城・丸森町 台風被災者仮設で断水

写真

(写真)のり面が崩落した現場=18日、宮城県丸森町(山本明徳町議提供)

 16日に発生した福島県沖地震で震度5強の揺れに見まわれた宮城県丸森町。日本共産党の山本明徳町議は「激しい揺れで、タンスの転倒防止の突っ張り棒が二つとも外れました。近くの住宅では大きな門柱が倒れていた」と語ります。

 山本町議は17、18の両日、町内の被害状況を調査しました。「国道ののり面が3分の1ほど崩れており、片側通行になっていました」。町民からは、罹災(りさい)証明の手続きの相談や家の修理代を心配する声が寄せられたといいます。

 丸森町は2019年の台風19号による河川氾濫で被災し、町内に現在5カ所の応急仮設住宅団地があります。「地震で、その団地の一つで上下水道が止まり、給水車や仮設トイレが設置されました」

 町内では漏水が11カ所、一時1000戸で停電し、17日午前10時までに復旧しました。山本さんは「余震はずっと続いています。18日午前も4回ほど体に感じる余震があり、住民は不安を感じながら、家の中の片づけに追われています。1人暮らしの高齢者もおり支援が必要だ」と話します。



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