月面で農業、リアル「宇宙兄弟」の挑戦 - 日経ビジネスオンライン

06.15
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 2020年創業のTOWING(トーイング、名古屋市)は月や火星で人が自給自足生活を送れるよう、「宇宙農業」技術を開発している。同じ技術を使って、地球の農家向けには環境に優しい循環型の栽培システムを提供する計画だ。

 TOWINGの挑戦は代表取締役CEO(最高経営責任者)の西田宏平氏が子どものころに、弟と人気漫画に熱中したことが出発点という。なぜ、宇宙農業に目をつけたのか。西田氏に話を聞いた。

TOWING代表取締役CEO(最高経営責任者)の西田宏平氏

TOWING代表取締役CEO(最高経営責任者)の西田宏平氏

なぜ宇宙農業を実現する必要があるのか?

TOWING代表取締役CEOの西田宏平氏(以下、西田氏):月や火星に人が長期滞在するために、地球から食料を定期的に輸送するとなると、かなりのコストがかかってしまう。現地の基地で作物を育て、それを食べ、し尿を有機肥料として使って、また新たに作物を育てるという、循環型の栽培システムが長期滞在には必要だ。

 微生物がし尿を無機養分に分解し、作物が吸収できるようにしなければならない。TOWINGではそのための土壌を開発している。まず月や火星の砂を加熱し、微生物が好む多孔体にする。多孔体は細かい穴がたくさん開いた素材のことを指す。この多孔体に微生物と、発酵させた宇宙飛行士のし尿を加えて、植物が育つ土壌にする。

日本でもかつては農家が肥だめで発酵させたし尿を肥料にしていた。伝統的な有機栽培に先祖返りするかのようだ。

西田氏:その通りだ。だが、有機栽培は微生物の機嫌によってし尿などの有機肥料を分解するスピードが変わってくる。必要とするときに、必要な養分をつくり出すのが難しい。

 そこでTOWINGでは有機肥料を投入するタイミングや、温度をコントロールすることで微生物の機嫌を取り、分解を制御する。国立研究開発法人の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)で開発された技術をベースにしている。

 米航空宇宙局(NASA)でも、同様の研究がなされていたが、うまくいかなかった。農研機構で開発に成功したのは、日本酒造りの現場で、麹(こうじ)菌などの微生物の繁殖を制御する技術の蓄積が日本にあったからだと聞く。

微生物に頼ることなく、化学肥料を使えばもっと効率的に作物を育てられるのでは?

西田氏:地球でつくった化学肥料を宇宙に運搬するのは高コストだ。また、宇宙飛行士のし尿に熱や圧力を加えれば、宇宙でも化学肥料をつくり出すことはできる。だが、この場合は熱を生み出すためのエネルギーが必要となる。エネルギーが貴重な宇宙基地では、やはりし尿を微生物に分解させた方がよい。

宇宙と並行して、地球の農家向けのビジネスも構想していると聞く。

西田氏:宇宙基地への導入を見据えて開発した循環型の栽培システムを「宙農(そらのう)」と名付け、地球でビニールハウス栽培を手掛ける農家向けにも提供する構想を持つ。有限な資源である石油によって生産された化学肥料を使う農業は持続可能性が低い。化学肥料から有機肥料への切り替えが世界の潮流であり、宙農で転換を推し進める。2022年4月には愛知県刈谷市で研究農園を開設し、開発を加速させる。現在、作物の栽培に協力してくれる地元の人材を探している。

中学時代に弟と交わした誓い

そもそもなぜ宇宙で農業を可能にしたいと思ったのか?

西田氏:私が中学2年生の時に、弟が宇宙飛行士の兄弟を描いた人気漫画『宇宙兄弟』を買ってきて、見せてくれた。以来2人とも漫画に夢中になり、「絶対に宇宙に関連する仕事に就こう」と誓いあった。

 進学した名古屋大学で、宇宙農業につながる技術と出合った。子どものころから実家の近くで農家の祖父が野菜を栽培していたこともあって、「新鮮な野菜を宇宙でも食べられるようにする」という目標ができた。

 これが2020年にTOWINGを創業した経緯だ。現在、弟も名古屋大大学院に在籍しながら、経営に参画している。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が13年ぶりとなる宇宙飛行士の募集を3月4日に締め切った。宇宙兄弟のように応募しなかったのか?

西田氏:弟は次回の募集で手を挙げると言っている。私はお金をためて、いずれZOZO創業者の前沢友作氏のように観光として宇宙に行きたいと思っている。

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