浸水・停電 被災者悲鳴/静岡記録的大雨 鈴木県議が調査 - しんぶん赤旗

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2022年9月25日(日)

静岡記録的大雨 鈴木県議が調査

写真

(写真)内牧川の崩れた護岸場所を視察する鈴木県議=24日、静岡市葵区

 日本共産党の鈴木節子県議(静岡市葵区選出)は24日、台風15号にかかわる大雨で浸水被害にあった葵区の内宮町、幸庵新田の両地域を視察し、被災者の要求を聞きました。

 静岡市では夜から朝にかけ記録的な大雨となりました。普段は水量が少なく枯れている時もある内牧川が氾濫し、内宮、幸庵新田の両地域に泥水が流れ込み、多くの家で被害がでました。石積みの護岸が崩れたためです。静岡市では未明から夕方まで葵区を中心に停電が続き、被災者を悩ませました。

 男性(56)の家では玄関口で男性の腰あたりまである浸水痕があり、家の中でも床上浸水になり、父親が必要とする酸素供給の機械が壊れるなど被害がありました。「ここまで水がきたのは初めて。どこから片付けていいのかわからないくらい。護岸の改修を前から要望している。二度とないように改善してほしい」と述べました。

 片付けをしていた57歳の女性も家の中を案内してくれました。冷蔵庫に泥水が入るなど大変な状況で、畳が浮き反り返ってしまいました。押し入れの中に残る浸水痕から床上30センチメートルほどだったことがわかりました。女性は「土砂がすごくて、誰かなんとかしてほしい」と悲鳴をあげていました。

 鈴木氏は「この地域は以前から国、県、市に河川改修の要望を再三してきました。いのち、くらしを守る対策は待ったなしです。地方議員、国会議員と連携して取り組みを強めます」と話しています。


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