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国交省 コールドチェーン物流の普及を議論 物流業界ニュース（物流/運送情報）｜富士物流株式会社 - 富士物流
物流業界ニュース（物流/運送情報）
日ミャンマー物流政策対話開催
国交省は２４日、１月１６日にミャンマー・ヤンゴンで開催した日ミャンマー物流政策対話とコールドチェーン物流（ＣＣ物流）ワークショップの概要を発表した。両国政府の物流担当部門による政策対話では、日本側から総合物流施策大綱に基づく関係省庁による取り組み内容をミャンマー運輸・通信省に紹介。ミャンマー側は多モード輸送と物流産業の発展を図るため同省内に新たに「コーディネート部局」を設置する考えを示した。また、今後１０年の物流政策の内容を紹介した。 会議ではミャンマー〜タイ東西経済回廊での未整備道路が課題となり、ミャンマー側の一部道路インフラ状況が悪く、輸送振動で荷物の荷崩れが発生し、貨物のツブレなどダメージが発生していると報告。６〜１０月の雨期にはジャイン橋周辺で洪水による通行止めが発生するなど安定した国際輸送サービスの提供が困難な状況があることが指摘された。それに対し、ミャンマー建設省が２１年５月にミャンマー側の道路整備が完了する見込みと説明した。
ＣＣ物流ワークショップでは、国交省が「日ＡＳＥＡＮコールドチェーン物流ガイドライン」の具体的内容を説明し、ガイドラインの積極的活用による物流品質向上の重要性を訴えた。日本海事協会はＣＣ物流サービスの国際規格化の必要性やＩＳＯ認証によるメリットなどを説明。また、ミャンマー国際フレイトフォワーダーズ協会が同国のＣＣ物流サービスの発展段階について解説したほか、輸出向けの水産品や、国内での農産物や医薬品などの貨物需要を説明した。
日系の物流企業・物流機器企業によるプレゼンテーションも実施された。ニチレイロジグループのマレーシア現地法人と郵船ロジスティクスは、同国でのＣＣ物流サービスのハンドリング概要やＣＣ物流による食品廃棄の軽減や食品の安全確保への効果を説明。 ダイキン工業と日本フルハーフは、ＣＣ物流を支える各社の物流機器・技術についてプレゼンを行った。
そのほか、農林水産省はミャンマーでの食品衛生管理に関するガイドラインを説明し、ミャンマー水産庁が水産物の輸出に関する法令や衛生管理の改善に向けたＩＳＯやＨＡＣＣＰ（食品加工・製造衛生管理の国際基準）などの取得に向けた取り組みを報告した。
カーゴニュース１月３１日号
富士物流は、物流・倉庫ソリューションの一括アウトソーシング（３ＰＬ）を実現します。
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February 10, 2020 at 07:27AM
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