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85才認知症母の消え入りそうな“女心”を支えるコンビニコスメ - auone.jp
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化粧に関心がなくなりつつある母だが、時々、思い出したように口紅を塗っては「毎日の身だしなみよ」と言う。ある日、母の部屋に見慣れない新品のコスメを発見。もう駅前の化粧品店までは行けないはずなのに…と、あらぬ想像が駆け巡った。
サ高住(サービス付き高齢者住宅)に転居してきたばかりの5年半前には、母はほぼ毎日化粧をしていたが、近頃はほとんどノーメイクでいることが多くなった。娘の目には老人風情が際立ってちょっと寂しい。たぶん認知症がジワリジワリと進み、化粧の習慣を忘れつつあるのだろう。
「今日はお化粧しないの?」と聞くと「毎日しているのに忘れちゃったわ。最近ボケたみたい(笑い)」と取り繕う。
でもたまに、思い出したように口紅をつけることもあり、ちょっとうれしい。こんな小さな一喜一憂の繰り返しだ。
そんなある日、母の部屋のテーブルに見慣れぬものを見つけた。唯一の楽しみの新聞や本が積まれた中に、新品のマニキュアとアイシャドウ。しかも、バリバリに違和感を醸し出している。明らかにそれが若い子向けのキラキラパッケージだからだ。
「え? これどうしたの?」 「ん? どうしたんだろう」
会話は穏やかだったが、私の心には嵐が吹き始めていた。
化粧水やクリームは、ほかの日用雑貨と一緒に私が買って来るのだが、メイク用品はもうしばらく買っていない。母が昔、買っていたような化粧品店は駅前にしかなく、今はもうひとりで行けないはず。(では、これらはどこで?)
比較的自由なサ高住では、お互いの部屋を行き来するうちに私物が紛れたりする。認知症の人も多いから、持って来たのか置いて行ったのかは不明。そこに感情的な家族が介入し、トラブルになることもあるのだ。あるときは母の部屋の棚に見知らぬ高級そうなティーカップを見つけて、肝を冷やしたこともあった。
でもこのキラキラパッケージ、少なくともここの住人のものではなさそうだ。認知症高齢者の未知の世界にあらぬ想像が駆け巡り、凍り付いた。
◆母の行動範囲内にコンビニがある幸せ
しかし、そんな私の不安はほどなく解決した。定期通院の途中、私が現金を下ろすため、コンビニに寄ったときのこと。私がATMにいる間、母は解き放たれたように店内を歩き始めた。
この店は、サ高住の玄関から1本道でわずか100mほどにある。最近めっきり狭くなった母のひとり散歩の範囲にも入っていて、雑誌や父に供える酒もここで買っているらしい。それも一緒に出かけるときは私が買うので、母が自分で買うのはまれだ。買い物する能力もどんどん減ると思うと残念だが、仕方がない。
ふと見まわせば母の姿が見当たらない。焦って捜すと、母が前のめりに見入っているのはなんと化粧品コーナー。普段気に留めていなかったが、化粧品の充実ぶりも驚きだ。母の部屋にあったマニキュアとアイシャドウも並んでいる。
「ここで買ったんだ! かわいい色、いっぱいあるね~」
思わず私も本気で言った。きれいな色の化粧品は、見るだけでも気分が上がる。アイシャドウなど母は使い方も忘れているはずだが、いいぞ、その心意気!
「そうよ、いつもここで化粧品を買うの。身だしなみよ」
コンビニの使いこなしは、母の方が一歩リードしている。
※女性セブン2020年3月12日号
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March 08, 2020 at 09:00AM
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