半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

11.20
半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース - Hallo sahabat IFKNews, Pada Artikel yang anda baca kali ini dengan judul 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース, kami telah mempersiapkan artikel ini dengan baik untuk anda baca dan ambil informasi didalamnya. mudah-mudahan isi postingan Artikel Comot Of Prelol, yang kami tulis ini dapat anda pahami. baiklah, selamat membaca.

Judul : 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
link : 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

Baca juga


半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

世帯単位での戦後の新聞や雑誌などへの支出金額は

出版不況が声高に叫ばれているが、世帯における印刷物への支出は昔と比べてどのように変化をしているのだろうか。その実情を総務省統計局の家計調査の公開結果から確認する。

まずは年ベースでの「主要紙媒体の二人以上世帯における、1世帯あたりの支出金額」をそのままグラフ化したのが次の図(時系列的に長期データを取得できるのは二人以上世帯のみ)。物価の変動を考慮していないので、当然ながら年数が経過するにつれて右肩上がりになる、はずなのだが。

↑ 主要紙媒体の支出金額(二人以上世帯、月あたり、種類別、円)
↑ 主要紙媒体の支出金額(二人以上世帯、月あたり、種類別、円)

日本では1990年前後から物価は安定し、むしろ漸減する傾向がある。ここ数年で再び上昇の気配を見せている程度。それにあわせて…でも無いのだろうが新聞は1990年あたりから横ばい、値上げによる一時急騰を見せるもやはり中期的には変わらず、さらには減少の傾向を見せている。雑誌・週刊誌はややタイミングが遅れ、2000年前後から低迷、漸減の傾向。インターネットやモバイル端末の普及時期と重なるだけに、興味深い。また、書籍は早くも1970年代後半から漸減傾向にあり、世帯単位では「書籍離れ」がこの頃から起きていたことが分かる。

さらにここ数年は物価の上昇の機会があったにもかかわらず、支出金額は減少傾向を継続中。これまでの減少度合いと比べ、実質的な下げ基調は一段と加速化していることになる。今世紀に入ってからの凋落ぶりは一目瞭然。

世帯人数の変化、お財布事情を加味して考察

少子化の言葉に代表されるように、世帯あたりの人数は減少する傾向にある。「世帯構成人数が減っているのだから、世帯単位の購入金額が減っても当然」とする意見も理にかなう。そこで家計調査における各年ごとの調査母体の平均世帯人数を考慮し、月あたりかつ1人あたりの支出金額を計算したのが次のグラフ。

↑ 主要紙媒体の支出金額(二人以上世帯、月あたり・一人あたり、種類別、円)
↑ 主要紙媒体の支出金額(二人以上世帯、月あたり・一人あたり、種類別、円)

新聞の値は(通常世帯単位で購入するため)無意味なので除いている。グラフの形状的には大きな違いはないが、書籍が1970年代後半をピークに減少しているわけではなく、横ばいの動きを見せていること、雑誌・週刊誌は1990年代後半で頭打ちなのが分かる。

「物価は変動するのだから、金額は時代の流れとともに変わって当然。物価を勘案した上で考察すべきだ」とする意見もあるだろう。1963年の100円と、2019年の100円とでは価値が全然違うのだから。

そこで消費者物価指数の推移をかけあわせて、としたいところだが、家計調査の公開値には消費支出(世帯を維持していくために必要な支出)も併記されているので、これを活用する。こちらも物価の変化を十分反映しており、むしろ身近な感がある。すなわち、世帯単位で「家計のお財布にどれほど食い込んでいるか」の割合を計算し、グラフ化したのが次の図。

↑ 主要紙媒体の支出金額が消費支出に占める割合(二人以上世帯、種類別)
↑ 主要紙媒体の支出金額が消費支出に占める割合(二人以上世帯、種類別)

書籍は1960年後半から1990年にかけてゆるやかに漸減した後は横ばい、金融危機ぼっ発あたりから再び漸減。雑誌・週刊誌は1990年後半以降横ばいだったがリーマンショック前後から減少、新聞は家計負担としては今世紀初頭までは漸増状態にあったことが分かる。出版社の売上との観点ではなく、個々の家計負担の立場から見れば、新聞、そして週刊誌や雑誌はむしろ1980~1990年台と同程度には買われていることになる(やや詭弁な感は否定しない)。

今世紀以降に限ると、新聞はやはり明らかに減少、雑誌・週刊誌や書籍も揃う形で漸減の感は否めない。消費支出に対するシェアの観点でも、これら紙媒体のポジションは少しずつ隅に追いやられつつあるようだ。特にここ数年の新聞の凋落ぶりは著しいが、これでもまだ、1990年台初頭ぐらいまでの水準に戻っただけの話ではある。

声高に語られる新聞離れ、雑誌離れなどの印刷物離れ。しかし最後のグラフにある通り、世帯における負担額で考慮すれば、書籍以外は概して十年単位の昔の基準に戻っただけであることが分かる。要は買い手のお財布事情が厳しいから割り当て比率が減ったまでの話でしかない。

■関連記事:

若者層の新聞離れのトップは「お金がかかるから」、その意見に潜むものは……

若年層の「新聞離れ」は「活字離れ」と無関係

(注)本文中のグラフや図表は特記事項の無い限り、記述されている資料からの引用、または資料を基に筆者が作成したものです。

(注)本文中の写真は特記事項の無い限り、本文で記述されている資料を基に筆者が作成の上で撮影したもの、あるいは筆者が取材で撮影したものです。

(注)記事題名、本文、グラフ中などで使われている数字は、その場において最適と思われる表示となるよう、小数点以下任意の桁を四捨五入した上で表記している場合があります。そのため、表示上の数字の合計値が完全には一致しないことがあります。

(注)グラフの体裁を整える、数字の動きを見やすくするためにグラフの軸の端の値をゼロで無いプラスの値にした場合、注意をうながすためにその値を丸などで囲む場合があります。

(注)グラフ中では体裁を整えるために項目などの表記(送り仮名など)を一部省略、変更している場合があります。

(注)グラフ中の「ppt」とは%ポイントを意味します。

(注)「(大)震災」は特記や詳細表記の無い限り、東日本大震災を意味します。

(注)今記事は【ガベージニュース】に掲載した記事に一部加筆・変更をしたものです。

Let's block ads! (Why?)



"以上" - Google ニュース
March 31, 2020 at 09:31AM
https://ift.tt/2wOYrPY

半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
"以上" - Google ニュース
https://ift.tt/2Oh2Twi
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update


loading...

Demikianlah Artikel 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

Sekianlah artikel 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース kali ini, mudah-mudahan bisa memberi manfaat untuk anda semua. baiklah, sampai jumpa di postingan artikel lainnya.

Anda sekarang membaca artikel 半世紀以上にわたる週刊誌や雑誌、書籍の支出金額をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース dengan alamat link https://ifknews.blogspot.com/2020/03/2020-yahoo-yahoo.html

Artikel Terkait

Next Article
« Prev Post
Previous Article
Next Post »

Tidak ada komentar:

Posting Komentar