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陸上自衛隊・佐藤さん、救助に生かす被災経験 災害現場で活動 - 福島民友
迷彩服を身にまとい、引き締まった表情を見せる。昨年の東日本台風をはじめ、全国各地で起きた災害現場で救助活動などに当たってきた。「自分も被災者。被災した方の気持ちを考えて行動できるのかなと思う」。大熊町出身で陸上自衛隊福島駐屯地(福島市)第44普通科連隊重迫撃砲中隊3等陸曹の佐藤彬瑛(あきひで)さん(26)の言葉に力がこもる。
2011(平成23)年3月11日は自宅近くの飲食店でアルバイトをしていた。当時は高校2年生。「地元で就職しようかな」。進路選択を控え、そんなことを考えていた時期だった。
「町から逃げるように」。東日本大震災翌日の12日、避難先の体育館で町職員から言われ、理由も分からず田村市船引町の体育館に避難した。そこで知った東京電力福島第1原発事故。「地元には帰れないのかな」。多くを考えることはできなかった。
避難所で炊き出しや風呂の設営などをしていた自衛隊員たち。大変な状況の中で活動する姿を初めて目にし「なんでこんな活動をしているのか」と関心が高まった。その後の就職活動で「国民のために活動している」という話も聞き、「自分も一員になりたい」と思うようになっていった。
高校を卒業し、自衛隊に入隊。同駐屯地で日々訓練に励み、13年の東京・伊豆大島の土砂災害や16年の熊本地震では人命救助や行方不明者の捜索、炊き出しなどに従事、昨年の東日本台風では南相馬市などでも活動をした。心掛けたのは笑顔で接すること。住民が不安な気持ちを抱かないようにするためで、自らの被災経験からくるものだった。
震災から9年。大熊町の自宅は帰還困難区域内にあり、戻ることはできない。「原発事故がなければ、地元で生活していたかな」と思うこともある。
だが、事故がなければ自衛隊に入っていなかったかもしれない。災害現場で人命救助などをすることもなかったかもしれない。「震災を乗り越えたのだから、乗り越えられないことはない」。その思いが心の支えとなり、今の置かれている状況も「運命」と受け入れている。
目指すのは「国民に信頼され、日本を、国民を守れるようになる」こと。自らの被災経験をもとに困難に立ち向かい、自衛隊員としての使命を果たしていく。
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March 27, 2020 at 07:19AM
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