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ウクライナ人一家4人、来県2カ月 進む支援と残る課題:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
comot.prelol.comロシアによる軍事侵攻を受け、ウクライナ人の一家4人が岩手県洋野町に避難してから約2カ月になる。支援の態勢が徐々にでき、生活の基盤は整いつつあるものの、言葉の壁など課題も残っている。
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町立大野小学校で7日、入学した7歳の双子、ウエノ・セミョン君とマクシム君の歓迎会が開かれた。2人が日本語で「おはようございます」とあいさつすると、全校児童81人から拍手が起きた。
その後、上級生が手作りのスライドで学校の行事を紹介。セミョン君とマクシム君にアサガオの折り紙を貼った名札をプレゼントし、歌をうたって歓迎した。
2人は今後、算数や道徳の時間を日本語の勉強に充てる一方、体育や音楽、図工などの時間は同級生と一緒に授業を受ける。町が雇ったロシア語の通訳が常に同席するほか、岩手県が貸した翻訳機も使う。
2人と母親のロハチョーバ・レーナさん(46)、伯母にあたるザイチュック・ナージャさん(60)は4月10日、ウクライナ中西部の街・ジトーミルから戦火を逃れ、ポーランドを経て町にたどり着いた。
4人は、町出身で戦時中に樺太(現在のサハリン)からウクライナに渡った、元日本兵の故・上野石之助さんの子や孫で、いまも町で暮らす上野さんのおいを頼ってきた。
町は4月末以降、義援金を募って贈ったほか、5月中旬に4人を住民登録。就職を希望するレーナさんの勤め先を探したところ、受け入れる意向を示す会社も出てきた。
5月中旬に4人を訪問した達増拓也知事は「生活が豊かなものになるよう何でも相談してください」と語りかけた。その後、避難民の生活支援に必要な経費として、補正予算に700万円を計上した。
ナージャさんは「父の言っていた通り本当に居心地がよく、心優しい人たちに囲まれている。帰国しても、温かく迎え入れてもらったことをずっと心に留めていく」と語った。
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ロシアとウクライナの間の戦火が収まらないなか、新たな避難民が来るのに備え、県内の自治体は支援態勢を整えている。
宮古市は3月上旬、「東日本大震災の復興支援への恩返し」として、いち早く受け入れを表明。その他、花巻市が市内の温泉やホテルに滞在してもらったあと、市営住宅を提供する方針を打ち出すなど、10市が受け入れる意向を示した。
だが、立ちはだかるのは言葉の壁だ。
法務省によると、県内に住むウクライナ人はナージャさん一家を除くと4人だけで、言葉を話せる人はごくわずかしかいない。
盛岡市は4月中旬から、ウクライナ語通訳のボランティアを募集しているが、これまで応募があったのは1人のみにとどまる。
市文化国際課の担当者は「翻訳機は用意しているが、それでは限界がある」と悩む。
一家も滞在が長期に及べば、町や住民との間で、より丁寧なコミュニケーションが求められる場面が出てくる。
洋野町総合サービス課の一郷敏宏課長は「言語の壁が高く、生活の細かな要望などのやり取りにも支障が出てしまう。走りながら支援の在り方を模索しているのが現状だ」と話した。(西晃奈)
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June 08, 2022 at 07:00AM
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