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「館長が出てくるボタン」小さな水族館に 館長の狙いは - 朝日新聞デジタル
comot.prelol.com北海道内で最も小さい水族館として知られる北見市留辺蘂(るべしべ)町の「北の大地の水族館」の「館長が出てくるボタン」が話題になっている。押せば、館長の山内創さん(32)が「3分以内」に現れるという。来館者はこれといった用事がなくても押していい。狙いは何なのか。
今月7日、8周年を迎えた同館入り口近くに消しゴム大のボタンが設けられた。日曜日の12日には来館者6人がボタンを押した。「地元の川で見ることのできる魚を教えてほしい」「一緒に写真を撮りたい」「館長に会いたくて来た」――。理由は様々だ。ツイッターには「斬新なボタン」「押しに行きたい!」などと反響が相次いだ。
山内さんは、来館者と話をするきっかけがほしいと考えていた。一方で、来館者はスタッフを呼び止めるのをためらっているのではないか。館長との交流を通じて水族館のファンになってもらい、リピーターを増やしたいと考えた。
このボタンは無線で山内さんのスマートフォンを鳴らして呼び出す仕組みだ。山内さんは「魚や展示の話だけでなく、好物のハンバーガーの話も歓迎。用事がなくても気軽に呼び出してほしい」と話している。(三上修)
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July 30, 2020 at 09:40AM
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