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見直しの議論が進む「全数把握」県が課題を検討|tvk NEWS WALL|Channel OPEN YOKOHAMA - tvk-kaihouku.jp
2022/09/06
新型コロナの発生届の対象を高齢者などに限定するとした「全数把握」の見直しについて、神奈川県も新たな仕組みを整えたうえで運用していく考えを示しました。
「全数把握」の見直しをめぐっては、県は発生届がない場合患者個人を特定できず、宿泊療養などのサービスが提供できないといった課題があるとして、運用を見送っていました。
そうしたなか昨夜開かれた県の感染症対策協議会で、発生届がない患者も、検査結果が分かる画像や医療機関の領収書を提示してもらうことで感染を確認できるとした、具体的な運用方法が国から示されたと報告されました。
これを受けて県は、課題を解消できる見通しが立ったとして、発生届のない患者が、感染を確認できる画像をウェブで登録できる新たな仕組みづくりを進めるということです。
神奈川県・黒岩知事
「全症例把握は現場の負担があまりにも大きいので早くやめたいという思いはずっとあった。条件が整えば我々は方針を変更したい」
一方で、もう一つの課題である感染者の数の把握は、国のシステムの改修を待つ必要があるため、運用は9月20日頃からとなる見通しです。
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