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【猛虎がくる】阪神・ボーア「プレッシャー感じない」、田尾氏直撃に頼もし - サンケイスポーツ

田尾氏（後方）がボーア（手前）を直撃。主砲最有力候補は、とにかく明るい！（撮影・水島啓輔）【拡大】

　サンケイスポーツ専属評論家が阪神のキーマンに迫る「猛虎がくる」の第４回は、田尾安志氏（６６）がジャスティン・ボーア内野手（３１）＝前エンゼルス＝を直撃した。主砲として得点力不足の解消を期待されているが「プレッシャーは感じない」と自然体。打撃スタイルやバットへのこだわり、日本球界でプレーすることへの意欲を聞いた。

　田尾氏（以下田尾）　日本はどう？　練習は（メジャーと比べて）長いでしょう？

　ボーア　「長い」と聞いていたし、もう慣れたから問題ないよ。

　田尾　打撃練習を見たけど、素手で打つんだね。

　ボーア　小さい頃から手袋は使ったことがなくて、そのままずっときているんだ。木の感触や重さを肌で感じたいから。滑り止めをつけて手になじませて打つ方が、しっくりくるんだ。

　田尾　バットを見せてもらってもいいかな？　軽めなんだね。変化球に対応するためかな？

　ボーア　ずっと同じ型のバットを使っているんだ。マイナー時代から重さも長さも変えたことはない。大学時代にチームにあったバットがこんな感じで、それが好きだったんだ。（バットを手に）グリップが細めで、しなる感覚がある。しっかり握れて滑らない。芯の部分が長いから、少しのミスショットならパワーでカバーできる。

　田尾　すごく柔らかいスイングをするね。

　ボーア　練習でも力任せに振るのではなく、ヘッドを走らせて、しっかり自分のスイングをしたいからね。

　田尾　飛ばすことは知っていたけど、想像よりアベレージも残しそう。甲子園は右翼から左翼に強い風が吹くけど、左翼にも本塁打を打てそうで、安心しています。

　ボーア　風のことは知っているよ。みなさんからよく言われるからね。でも、それに負けない打球を打つだけだよ。

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