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三島市役所建て替え議論 市民会議スタート、８月まで全５回｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞

市役所本庁舎の老朽箇所をチェックする参加者＝三島市役所

　１９６０年の建築以来６０年が経過し、建物や設備の老朽化が進む三島市役所庁舎のあり方を考える市民会議が１日、スタートした。５２人の市民が建て替えの必要性や時期、場所などについて８月まで全５回の議論を重ね、寄せられた意見は行政や市議会での協議に反映される。
　初回は３６人が市役所本庁舎と大社町別館を見学した。市職員の説明を受けながら老朽度、安全面、効率性などの視点からチェックし、通路や階段が狭く、バリアフリーも施されていない現状などを確認した。終了後のグループワークでは「迷路のよう」「建て替えに賛成」「役所を１カ所に集約してほしい」などの意見が上がった。
　同市役所は建物の老朽化に加え、本庁舎と大社町、中央町の各別館に行政機能が分散している点にも不便を訴える市民は多い。駐車場も少なく、市が市民２千人を対象に実施した昨年１１月のアンケートでは「担当部署が分かりにくい」「駐車場が利用しにくい」などの声が寄せられた。
　豊岡武士市長は市制９０周年となる２０３１年をめどに建て替えの意向を示し、詳細な時期や建設場所などは今後、議論が活発化するとみられる。

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February 02, 2020 at 06:58AM
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