日々の暮らしの大切なものを、こつこつと カフェ&ショップ「SUMIYOSHIYA」(2) - asahi.com

11.25
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日々の暮らしの大切なものを、こつこつと カフェ&ショップ「SUMIYOSHIYA」(2) - asahi.com

北鎌倉の「SUMIYOSHIYA」は、古い邸宅街の中にあるカフェ&雑貨ショップ。石の門柱が堂々としていかめしいが、門をくぐった先に、店主の村田一博さん(37)、佳奈さん(37)の明るい笑顔が待っている。

(前編から続きます)

店の営業日は不定期で、原則的に週末のオープン。ある晴れた土曜日に訪ねると、近隣の顔見知りが、そぞろに訪れていた。

「ここは家の敷地内で、車の心配がない場所ですので、お父さん、お母さんたちが、安心してお子さん連れで来られます。飲み物やスナックを持って、テラスや中庭でピクニック気分を楽しむ姿も多いですね。そうなると、自然とおしゃべりも広がっていって」(佳奈さん)

どれだけいても、せかされないし、混み合ったら、お客さん同士がなごやかに譲り合う。

自由で、ゆったりとした雰囲気は、村田さん夫妻の人柄とポリシーに負うところが大きい。とりわけ、周囲を明るく照らしているのが、ひまわりのような笑顔の佳奈さん。

「あ、お子さん、お生まれになりましたか?」「はい、先日、無事に。男の子だったんですよ」「わぁ、だったらウチと一緒ですねー」

そんな会話が、店内でごく自然に交わされる。そう、村田さんの家も、昨年10月に、2番目のお子さんとなる男の子を迎えたばかりなのだ。 

山梨県で生まれ、小3から横浜市で育った佳奈さんは、好きなファッションを学びたいと、高校卒業後に文化服装学院のスタイリスト科に進む。全国のファッションビルに店舗を展開するアパレル会社に就職して、販売員とバイヤーのアシスタントを務めた。

「人の顔を覚えることが得意で、会話を交わすことが好き。自分が選んだ服や雑貨を、お客さんが買ってくださると、私自身がものすごくうれしくなる。天職だと思いました」(佳奈さん)

ただ大手の会社では、自分がいいと思う品と、売れ筋がまた違っていることに、葛藤を感じることもあった。8年間の会社勤めの後は、環境を変えたいと思い、まちなかでキラリと光るお店を選んで、アルバイトを続けた。

結婚、出産で、仕事はいったん中断したが、いつか小さくとも自分たちの店を開くことが、一博さんとの共通の夢だった。

2015年、一博さんの祖父が持っていた建物で、その夢を実現することが決まり、服と雑貨コーナーを担当。東京・馬喰町にある「松野屋」の日用品や、実用的でかわいらしいカゴ、保温・保冷水筒のサーモマグ、アクセサリー、1点もののフランス古着などを店頭にそろえた。

「ここでは自分が日々の暮らしの中で大切にしているものを、こつこつと売っていけます。この店は、建築設計事務所・ショールーム・カフェ&雑貨と、目的が多様。そうすることで、運営の原理を利益から『共感』にシフトすることができたと思います」(同)

SUMIYOSHIYAの屋号は、佳奈さんの祖父・祖母が、山梨県にある身延山(みのぶさん)の参道で営んでいた彫刻工房兼店舗「住吉屋」にちなむ。身延山は日蓮宗の総本山で、祖父は仏像を彫る仏師だった。

かつて参道には、参拝の人たちがひきもきらず、夏休みや春休みには祖母のかたわらで接客の手伝いをすることが、子どものころからの習慣だったという。それを聞くと、なるほど、と思う。お客さんと接しているときに、心から湧き出る笑顔の裏には、身延山から、同じく仏教に縁の深い古都鎌倉へ、という縁がつながっていたのだ。

SUMIYOSHIYAでは、季節に合わせてよくイベントを開催する。場所は「SUMIYOSHI GARDEN(スミヨシ・ガーデン)」と2人が呼ぶ中庭。鎌倉「TOROkko(トロッコ)」の焼き菓子と、花をそろえたフリーマーケットもあれば、頭上に提灯(ちょうちん)を飾る夏祭りもある。秋は焼き芋でほっこり。

若い夫妻が願うように、地域に開かれたライフスタイルが、ここではおだやかな中に展開されている。

SUMIYOSHIYA
神奈川県鎌倉市山ノ内819
電話番号:080-3394-4810

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    PROFILE

    • 清野由美

      ジャーナリスト。1960年、東京都生まれ。東京女子大学卒。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。英国留学、出版社勤務を経て、92年にフリー。先端を行く各界の人物インタビューとともに、時代の価値観や感覚、ライフスタイルの変化をとらえる記事を「AERA」「朝日新聞」「日経ビジネスオンライン」などに執筆。著書に『新・都市論 TOKYO』『新・ムラ論 TOKYO』(隈研吾と共著・集英社新書)、『ほんものの日本人』(日経BP社)、『観光亡国論』(アレックス・カーと共著・中公新書ラクレ)、&w連載「葉山から、はじまる。」を1冊の本にまとめた『住む場所を選べば、生き方が変わる――葉山からはじまるシフトチェンジ』(講談社)など。

    • 猪俣博史(写真)

      1968年神奈川県横須賀市生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。卒業後、カナダを拠点に世界各地を放浪。帰国後、レコード会社、広告制作会社勤務などを経て1999年にフリーに。鎌倉、葉山を拠点に、ライフスタイル系のほか、釣り系媒体なども手がけ、場の空気感をとらえた取材撮影を得意とする。本連載のほか、&travelで「太公望のわくわく 釣ってきました」の執筆と撮影を担当。神奈川県三浦半島の海辺に暮らす。

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