Judul : 感じるままに装う、長澤メイという生き方 - HARAJUKU KAWAii!! STYLE
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感じるままに装う、長澤メイという生き方 - HARAJUKU KAWAii!! STYLE
地元の名古屋在中時代にモデルを始め、いつしか映像、ショーなど、表現の舞台を増やし、全国区へフィールドを広げた長澤メイ。印象的なキャットアイと口角の上がった唇は人を惹きつける引力があって、くるくると笑う天真爛漫な姿に、見ているこっちが癒されてしまう。“自分らしく生きている”そんな言葉が彼女にはぴったりだ。
【着用アイテム】
ティアードガウンワンピース（w.r.k）
※その他、本人私物
──名古屋にいた頃、ネイルスクールに通いながらサロンモデルをしていたということだけど、モデルをやってみようと思ったのはなぜ？
いろいろな自分が発見できるから。例えばメイクも、自分でやるとワンパターンになっちゃうけど、人の手で自分を変えてもらうことで“こんなの似合うんだ”って気がついたりするよね。それが面白かったし、保守的なファッションが好まれる名古屋の中でも、美容師さんたちはおしゃれで、サロンにいれば、服の情報を教えてもらえるのが楽しかった。
──洋服好きは昔から？
うん。昔から。ママがアパレルの仕事をしてたのもあって自然と興味を持つようになったのかな？ 小学校のとき、プールの時間にスクール水着を着るのが嫌で、先生に怒られるのを承知でビキニ着てたよ（笑）。しかもレインボー柄の。今思うとヤバイやつだよね（笑）。ママには反対されたけど、パーマもかけてたし。お年玉も全部洋服につぎ込むような子どもだった。
【着用アイテム】
ティアードガウンワンピース（w.r.k）
※その他、本人私物
──ちょっと個性的な子だったんだね。周りの友達の目が気になったことはなかったの？
派手だから浮いてたと思う。でも、周りに何かを言われて気にするよりも、自分の気持ちに正直だった。
──メイちゃんのインスタグラムって作りこんでいなくてすごく“素”だよね。心の中を、頭の中を、そのまま見せてくれる感じが心地いいというか。大人になるほど周囲に溶け込むように生きなきゃって思うものだと思うけど、今も子どもの頃と同じように、好きなものに囲まれて生きている姿を眩しく感じる。
あんまりね、深く考えてないの！ ただかわいいって思ったものを着てる。周りに合わせて自分らしさを消す、とかじゃないけど、今は、友達に合わせて服を選ぶことも増えたよ。古着好きの子と遊ぶなら、古着を着ようって思うし、ちょっとエッジが効いたファッションの子と会うなら、派手めなコーディネートだといい感じになるかな？って考えたり。私のTPOは、世間へ向けてというより、友達や彼といて、雰囲気がちぐはぐにならないことを大切にしてるから。
──それって、相手が好きなものをリスペクトしてるってことだね。ファッションを通して、仲間や恋人とコミュニケーションが取れているんだと思う。そんな風におしゃれを楽しめたら素敵だね。
メイの友達は洋服好きな人が多くて、自分を貫いてる姿を見て尊敬してる。超〜寒いのに季節感のない薄着のコーディネート、だけど超おしゃれ、みたいな。メイだったら“寒いから今日はコレ着れないな”って諦めるけど（笑）。あとは“これは何年代の古着で〜”って、ちゃんと服を勉強していて、知識を深めている子もいるし。すごいなぁって思う。
【着用アイテム】
ティアードガウンワンピース（w.r.k）
※その他、本人私物
──メイちゃんも、周囲の仲間たちもそうだけど、何かに流されることなく、自由な心でいられる秘訣ってなんなんだろう？
固定概念を打ち消すこと。“この色は私には似合わない”とかよく聞くけど、自分ではそう思ってても、人に聞いたら“それいいじゃん”ってなることの方が多かったりする。メイも髪型やファッションについて、友達の意見は参考にしてる。2択で悩んだらLINEで多数決取ったり。でも、自分がやりたいなって思ってた方と違う方の票が多くなった場合、意見を無視して自分の好きな方を選んじゃうこともある（笑）。
──それだけ、洋服は自分を表現する大切なツールだということだね。ところで、今日は名古屋発の新ブランド、w.r.kのアイテムを着てもらったけど、感想はどう？
地元である名古屋のブランドっていうのが嬉しい。どのアイテムも共通して生地がとてもしっかりしてる。ホワイト系コーデの方は、真っ白じゃなくて生成りだから肌なじみがよくて合わせやすいし、グリーンのワンピースはスタイルがよく見えるシルエットだった。今日はシンプルなスタイルだったけど、これには古着のバントTを合わせてとか、ワンピースの下にはデニムを重ねてとか、こんな風に着たいってあれこれ想像力が膨らむ服だと思う。
【着用アイテム】
シャーリングフリル衿ブラウス（w.r.k）
イレギュラーヘムランダムプリーツスカート（w.r.k）
※その他、本人私物
──“好き”を自由に足していき、自分らしくいられる服ってことだね。
装う人の“好き”によって、服の見え方が全然違うものになる気がする。
メイはコーディネートが好きなんだよね。コーディネートって組み合わせ次第でいくらでも着こなしの幅が広がっていくでしょ？ w.r.kは、そんな可能性を感じる洋服。1枚で成り立つ存在感もあるけど合わせやすいから、どんどん好きなものを掛け合わせて、自分の世界を広げていけそう。
【着用アイテム】
シャーリングフリル衿ブラウス（w.r.k）
イレギュラーヘムランダムプリーツスカート（w.r.k）
※その他、本人私物
──今日の撮影を見て思ったけど、w.r.kの服は、モデルとして表現するメイちゃんらしさをアシストしてくれていたと思う。今後、長澤メイとしてチャレンジしていきたいことは何？
ファッションだけじゃなくて、インテリアも、ごはんを作るのも好き。ライフスタイル全体をコーディネートしていきたい。あとは今、陶芸や油絵をやっているので、ものづくりすることも続けていきたいかな。
※制作した陶芸作品たち（長澤メイ Instagram より抜粋）
──メイちゃん作の陶器、器も花瓶もムードのある作品ばかり。油絵も、勢いもあって、でもほっとするようなかわいらしさもあって。作品から、メイちゃんが心で動いていることが伝わってきた。
私は心で感じ取るタイプらしい。だから逆に、言葉で伝えるのが下手。あとは好奇心が旺盛で、やってダメだったらやめればいいってタイプ。パパが大工さんだから、図工とかは得意だったんだ。服のセンスはママに似た。
──これからメイちゃんが、何を見せてくれるのかが楽しみ。
メイ、5年に一回やりたいことが一周するの。名古屋にいた20歳の頃にサロモを始めて、25歳で東京に出てきた。今年で30歳になる節目だから、これからのことを考えるとワクワクする。次は何を始めるんだろう？って。
【着用アイテム】
シャーリングフリル衿ブラウス（w.r.k）
イレギュラーヘムランダムプリーツスカート（w.r.k）
※その他、本人私物
Brand Credit
w.r.k
Staff Credit
Photographer：MURA
Witter：渡辺 愛
Editor：畔柳 涼吏
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April 09, 2020 at 02:11PM
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